きっと永遠に埋まらない場所はあると思った

怖かった時に助けてほしかったなぁ。
伸ばした手を、何度も何度も見ないふりされてきた。

お父さん、私の話を聞いてください。
仕事ばかりでなく、野球ばかりでなく、こちらを向いて、私の話を聞いてくれませんか。

お母さん、私を愛してください。
抱きしめてほしいよ、おかあさん。
もう大人だけど、あのとき子どもだった私は抱きしめて、目の前で泣かせてほしかった。

きっとどれだけもがいても、どれほどの月日が流れても、
あの時、あの場面で与えられなきゃ埋まらないものはきっとある。

それはこれからも一緒だと思った。
楽しいことを重ねても、家族から離れても、
私はきっとこれからもずっと悪い夢にうなされ、たびたび生きにくさを感じ、
ある軸に何かによって触れられると、とてつもなく弱い人間になってしまうのだろう。

どうしたらいい?
何がダメなのかわからないけど、もうダメかもしれないと思う時がある。

生きていて良かったと思う

 

生きていて良かったと思う

 

美味しいご飯を食べているとき

朝気持ち良く目覚めたとき

夜心地良い眠りに着くとき

お友達と笑っているとき

職場の人とちゃんと話せたとき

仕事で少しの達成感を得られたとき

働いてお給料をもらえるとき

 

生きていて良かったと思う

 

好きな人と手をつないだり、一緒に寝ているとき

その人に出会えた喜びを感じたとき

生きていて良かった

私、生きている

神様ありがとうございます

 

これからどんなことがあっても生きていくって決めたんだ

私は生き抜く

一人じゃない、一人でがんばるなって言ってくれる人がいるんだから

生きていて良かったと伝えられるように

幸せだって伝えられるように

 

 

 

 

 

 

お金がない

 

お金がない。

 

今病気になっても病院代払えない。

今結婚式呼ばれても絶対行きたくない。

お金がない。

働けなくなっても、疲れても、頼れる親なんていない。

全部自分でやらなくちゃ。

働いてお金稼いで、生きていかなくちゃ。

一人で生きていくと決めたんだから、覚悟してたことだけど

お金がないってだめね。

精神まで不安定になる。

 

 

 

お母さんが私の手を掴もうと手を伸ばしてくれる夢

 

私高い所が苦手で。

夢の中で階段の上に私が座り込んでしまって、お母さんが下から大丈夫よって手を伸ばしてくれてた。(夢は二人の様子を近くで見ていた)

嬉しくて、私お母さんの手をじっと見てた。

そうだ、現実にも私が大縄跳びの8の字ができなくて、お母さんがタイミング見計らって背中を押してくれたことがあったっけって、夢の中で過去に本当にあったことを思い出してた。

あの時から8の字跳びができるようになったっけ。

ああ、これはいい思い出だな。

 

お母さん、夢に出てくるのはやめてください。

だけどどうか元気でいてください。

 

親と離れてどうなったか

 

親と離れて。

感情は未だに上がったり下がったり、過去のことを何度も何度も思い出したり。

あのときはこうだった、あのときは本当はこうだったのでは?、あの時は、あの時は、と答え合わせをしてみたり。

罪悪感に苛まれたり。

 

 

けど、息がしやすくなった。

人に優しくできるようになった。

日常的にイライラしていた怒りの感情が、以前よりぐんと減った。

 

親と離れて本当によかった。

頑張ったな、自分。

 

 

 

 

 

お母さん、大好きだよと言って泣いた

 

一人のときに「お母さん、大好きだよ」って言ってみた

ら、ぽたぽた涙が出てきた

お母さんに手を振って笑って家を出たあの時みたいに

叫びたくて仕方なかったあの時みたいに

お母さん、大好きだよーって

 

家をでた日

お母さん、お母さんって電車の中で一人ヒクヒク泣いてた

大好きなお母さん、きっと、いや、違うか

大好きなお母さんを私は求めつづけ、憧れつづけ、運命に裏切られてきた

お母さん、こっち向いて、私のことを愛してください

大人になったくせにいまでもずっと、大好きなお母さんを求め続けてしまう

神様わたしにどうか与えてよ

夜に考えたらダメだって誰かが言ってたな

もう寝よう、おやすみなさい

 

 

 

夢にも親が出てきて困る

 

夢の中にまで出てくる親。

親は怒ってるか泣いてるか、はたまた私のことを馬鹿にしているか。

・・・毒が抜ける日なんてくるのだろうか。

 

 

はっきりと断言できることがある。

そして友人に自分と親とのことを話すときに使う内容。

 

人の人生で例えば、自分のこと、学校のこと、将来のこと、恋愛のこと、仕事のこと、友達のこと、こんなことで6~7割考えてきたとする。で、親や家族のことを2割、その他で1割。内容はいろいろあるだろうけど、こんな風に今までの人生を過ごしてきたとする。

私の人生において言えば、親や家族のことが8割程だった。しかも楽しい方じゃなく、苦しい方のね。

あと残りの2割で自分のことを考える。2割が自分の人生。そりゃ苦しいでしょうよ。

誰のために生きているんだって、死にたい消えたいって、もう何万回も思ってきたわ。

 

楽しいことを純粋に楽しめない人間だった。

脳裏には家族がいて、それはそれは苦しかった。(怖かった?)

 

 

夢にまで出てくるのはやめてください。

もう私のことを手放してください。